楽天的に生きる

いつも楽天的でいる人は、はたからみるといつもお気楽で、何も考えていないように思われる。


しかし、

いつも楽天的でいるには意志が必要だが、

悲観的でいるには、その場の状況にただ流されるだけでいい。


考え方や見方において、何の勉強もせず、努力もしなかったら

ほとんどの人は悲観的な人になるはずだ。


一見バカに見えるほどノーテンキで明るい人ほど、苦労をして楽天的な考え方を身につけている。


「バカは風邪ひかない」の本当の意味。


「お前には苦労がないのか」と言われるくらいの明るく楽天的な生き方をしてみたい。



自分で自分に繰り返し「辛い」「悲しい」「悔しい」「苦しい」「つまらない」と言い聞かせ続けると、

「生きているのがそんなに辛いなら死んじゃいましょう」と

身体自身が反応し、ガン細胞を増殖させ、故障や病気を進行させます。


毎日、

「嬉しい」「楽しい」「面白い」「幸せ」と笑顔で言い続けていたら、

それを言う人、聞く人どちらも、どんどん元気になります。


風邪をひくことが少なくなり、ひいても熱が出にくい、早く治るようになります。


免疫力や基礎体力が、強化されるということです。


「バカは風邪ひかない」という言葉を、

上のようなことを知ったうえで解釈すると全く違う「真実」に気が付くことでしょう。


毎日「楽しい」「嬉しい」と笑顔で、人を憎んだり恨んだりせずに、

言い続けている人は、「お前には苦労がないのか」と言われます。


まさに「バカ」そのものです。


けれども「バカは風邪ひかない」のです。


それが事実であり、真実。


長寿の人に「長生きの秘訣は」と聞くと、必ず言っているのが「くよくよしない」ということ。


毎日「嬉しい」「楽しい」と言い続けていると、

風邪はひかないし、長生きもする(体があまり痛まない)のです。



ある人が怪我をしたときのこと。


リハビリで何度か通ううち、ある先生から「できないことばかり挙げないで、

できることを考えて、挙げてください」といわれたそうです。


「はっとした」といいます。


考えてみたら、

できることのほうが圧倒的に多いのに、「できないことばかりをあげていた」というのです。


「できること」を強化し、延長するようにしたら、

今までと全く違う早さで体が治り始めたとのことでした。


「楽天的に生きる」ことは、体自身の要請でもあるようです。



*1分で感動から転載

 


たきがみ博士
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  旬(ときめき)亭

  亭主 たきがみ博士