いかによく活きるか、いかによく老いるか、いかによく死ぬか

           自然死、平穏死に向けて

 

どれだけ生きた、こんなことをしたというよりも、

 

あるがままの自分を見せびらかせて、すなおな日々を過ごす、

 

 

そしていつの間にか人生は終わっていた、そんな感じが自然でいい。 

 

 

今日の一瞬の美しさが、そのまま積み重なって一生となる。 

 

どのように死ぬか、生きてきたように死ぬる、「ありがとう」の積分の延長に死がある。 

 

 

そして、生が終わったら、新たなステージへの旅立ち、来世が待っている。

 

 

        Footprints
        Footprints

 

 

      これから、これから
      これから、これから

 

 

         人生最後の日の未来のわたしより

 

 

どうも。

僕はわたしだ。

 

理想の人生を生きた

人生最後の日のわたしだよ。

 

人生は短い。

あっという間だった。

 

同じように、今日から、

人生の最後の日までもあっという間なんだ。

 

やりたいことはすべてやるがいい。

 

人間は、死ぬ間際、

やったことに後悔する人は少ないものだ。

 

やらなかったことに後悔する。

 

チャップリンがいったとおりだよ。

 

In the end,everything is a gag.

つらかったことも、最後には全部ギャグになる。

 

ボブマーリーが歌ったとおりだよ。

 

Everything’s gonna be alright.

すべてだいじょうぶだから。

 

やってみたいことはやってみるがいい。

 

なにもかもだいじょうぶだから。

 

人生最後の日を迎える私から見ると、

うまくいったかどうかなんて、

どうでもよかったんだとわかる。

 

人生最後の日から見ると、

すべての出来事は

夢の中の思い出になるんだ。

 

ほんとうに大切なのは、

ハートをひらくこと、自分に素直になること。

 

いまの自分の気持ちに

ちゃんと寄り添ってあげるんだ。

 

「ほんとは、どうしたいの?」って。

 

それが、未来の私から

あなたに一番伝えたいことだ。

 

人生は文字どおり旅なんだ。

 

旅に成功も失敗もあるか。

 

そして、旅には、

やらなければいけないこともなにもない。

 

歯を磨く、それくらいのもんだ。

 

だいじょうぶ。

 

子どもの頃の気持ちを思い出してごらん。

 

そう。その気持ちだ。

 

家の扉をあけたとたんに、

走り出していたあの頃のあなた。

 

私は、私の人生を選んで

ほんとうによかった。

 

人生最後の日、私はいま幸せだ。

 

いま、心からそう思えるのは

あなたのおかげだよ。

 

いまのあなたが、たくさん、たくさん、

悩んでくれたからだ。

 

いまのあなたが、たくさん、たくさん

傷ついてくれたからだ。

 

そして、いまのあなたが勇気を出して

一歩踏み出してくれたからだ。

 

すばらしい人生だった。

心からありがとう。

 

 

たきがみ博士の意思表示  [自然死、平穏死に向けて]

医療死より自然死、平穏死を志向しているため、意識不明や正常な判断力が失われた場合は、以下に記載していることを尊重し、対応ください。

 

◇脳の実質に損傷ありと予想される場合は、開頭手術は辞退すること

 

◇原因のいかんを問わず、一度心臓が停止すれば蘇生術は施さないこと

 

◇経口摂取が不能になれば、寿命がつきる前兆と考え、強制人工栄養法(胃ろう、経管栄養、中心静脈栄養など)に頼ることなく、断食往生による自然死・老衰死をはかること

 

◇私の痛みを緩和する緩和医療は、ぜひお願いします。

 

以上、私の意思表明[Living Will]に反する行為を、いかなる事態においても本人の承諾なしに行った場合は、法的措置に訴えます。

 

私の意思がすべての判断に優先します。

 

 

 

◇備忘録

 ・使い古しの臓器は提供しない

 ・葬儀式は家族だけで、知人への連絡は年末の年賀欠礼の挨拶で

 ・読経、死後の戒名は不要

 ・年忌法要、墓石詣りは不要

   樹木葬および洋上散骨とすること

 

 

             2013年5月5日  たきがみ博士

 

             Self Dignity Declare.

             医学的延命処置を拒否する意思表明書

 


 


 150305 医療処置意思確認表
 150305 医療処置意思確認表
たきがみ博士
たきがみ博士

  旬(ときめき)亭

  亭主 たきがみ博士